2017年6月14日水曜日

【術後1日目】硬膜外麻酔の管を抜く

少しだけ眠って、朝。

主治医の先生が来て、
背中の硬膜外麻酔のカテーテルを抜くことに。
「早くない!?」と思いましたが、
入れっぱなしだと細菌感染の危険があるらしい。

驚いたのが抜き方!
看護婦さんと先生が私の体を支え、
「せいのっ!」と横向きにする。
術後初めて体勢を変える。
……これは痛かったです。。。
私が鈍痛にうめいている内に、
ベリベリベリ~ッ!!
先生はカテーテルを
固定していたテープごと引っ剥がした!

「なんと大胆な……」←私の心の声。

きっと背中の産毛まで綺麗に抜けたと思います(笑)
ちなみにさっぱり痛くはなかったです、
びっくりしたけども。

その後、朝食が運ばれてくると
看護婦さんが「ベッドアップしてみますか?」と。
手術翌日から90度ベッドアップが可能だそう!

まだ吐き気があり食欲は0だけど、
40度ほどベッドアップしてみる。
ウィ〜ン。。。

オェオェーッ げぷげぷ
オェオェーッ げぷっ オェエーーー!

吐き気は最高潮に!
胃の中が空っぽだから何も出ないけど、
お腹の中から全ての空気が出て行くような感じ。
ものすごい音でした。。。

朝食は手術食という離乳食状の食事でした。
少しでも食べたほうがいいと思い
おかゆを2口食べましたが、
先生が「無理しなくていい」と言ったので、
すぐにベッドを平らに戻してもらいました。

午前中に回復室から自分の病室へ。

昼食も全く手を付けず。
吐き気があるので食べ物の臭いも嫌だった。

手術で使わなかった貯血400ccを点滴で戻し(2回目)
痛み止めの点滴6時間ごとに追加されます。

午後になると吐き気・嘔吐は少し軽く。

リハビリの先生が病室に来て、
リハビリの説明を聞く。

そして早くもベッド上で軽くリハビリ!
術脚を10回、反対の脚は30回上げる。
時間にして5分くらいですが、
もう動かしていいの!?と驚きました。

夕方になると看護婦さんが
弾性ストッキングを履かせてくれました。
これは静脈血栓塞栓症
(じょうみゃく・けっせん・そくせんしょう)
という脚の静脈内に血の塊(血栓)
できる病気予防するためのものです。

血栓は体を動かさなすぎて
血の巡りが悪くなると出来るのですが、
それが肺や心臓に飛ぶと命に関わる……
怖いですよね。

それを防ぐためこれを履くのですが
ひざ下までの窮屈なストッキングで、
かゆくなったり跡がついたりするので、
1日に何度か看護婦さんが来て
履かせたり脱がせたりしてくれます。

「強く圧迫するから肌荒れする人も多い」
と聞いていましたが、
私も数日着用したら乾燥・かゆみが出ました。

私はもともと冷え性で血流も悪そうだし、
脚どころか手の指までむくんでしまうタイプ。
「静脈血栓塞栓症は股関節の手術だとなりやすい」
という恐ろしい情報も入り、とても心配でした。

看護婦さん、主治医、リハビリ師が
「足首パタパタしてね!」
と口を揃えて言うので、
頑張って頻繁に足首パタパタしました。
(安静なので、足首より上はまだ動かせません)

しかし、看護婦さん。
「体質によるから、頑張ってもなる人はなる」

ぎょ!

……もし血栓ができたら?
「その場合は薬で溶かす」とのこと。
大丈夫!しっかり対処してくれる!

体調も落ち着いてきて、
夕食は少しだけ食べられました。
デザート、みかんの缶詰は完食!
あっさりで美味しかった。。。

夕食後に薬剤師さんが来て、
貧血のため鉄剤が出ました。
痛み止めも点滴から飲み薬に変更。

夜は9時就寝。
寝る前にエアブーツを装着!
空気圧で足を圧迫する靴のようなものです。
弾性ストッキングと共に血栓を予防。

夜中2時、腰痛で目覚める。
体勢を変えたくて横向きにしてもらうが、
股関節が痛く1、2分で仰向けに戻してもらう。
膝も曲げられないため、異様に腰が痛く、
最終的に座薬を入れてもらい、少し眠る。

今日も朝方からうつらうつら。
いつでも寝れるからいいけど、
少し寝不足。


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